どうでもいいことの方が鮮明に覚えてる

こんにちわ、地方大学生です。

 

今日は数学のレポートの提出があったんですけど、昨日までの続きを朝やろうと思っていたら寝坊してしまって、しかも途中のレポートも失くしてしまって、結局出せませんでした......

授業開始前に提出しなければならなかったので、授業中やることもできず、諦めました。期末テストで頑張って挽回します......

 

明日は物理化学のテストです。小難しいです。教科書がすっごくデカくて、嘘みたいに字が小さいんですよ。しかもそれが500ページ以上あるんですよ~

今はその25ページくらいまでのことをやっています笑 まだまだ先は長いですね~

 

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私は初回の授業を風邪で欠席してしまったため、皆よりハンデを背負っています。なので人一倍勉強しなきゃいけないんですけど、ぼーっとしてたらそのテストも明日に迫ってきました。ブログなんて書いてる場合じゃないですよね、本当は。

 

昨日は中学生の時の修学旅行の話を書いたので、今日は高校のスキーキャンプのことちょっと書きたいなって思って書くことにしました。

 

私の学校は最近まで男女別学だったので、スキーキャンプももちろん男女別々の場所へ行きます。私はスキー部だったので、直前まで部活の合宿と大会で長野にいて、また神奈川に帰って、学校の皆とバスで長野まで行く、というなんともエネルギーの無駄なことをしました。

高校に入って初めての部活の大会や、スキーキャンプだったので私は荷物などをどうすれば良いのかわかっていなくて、合宿先から全部自宅へ荷物を送ってしまいました。

それで自分が合宿から帰宅しても荷物は届いていなくて、キャンプ出発日になっても届かず、私は手ぶらで出発しました。

その日は先生方もバタバタしていて、私が手ぶらで来ていることなんて誰も気付いていませんでした。

バスに乗って長野に着き、団結式みたいなこととか済ませて、自分の部屋入って、誰がベッド使うかとか決めて......って感じでひと段落してから、私は担任の先生のところへ行って荷物を持ってきていないことを言いました。

 

すると担任はもう「は?」みたいな感じで無視されました。私はスキー板も自分で持ってくると言っていたのでレンタルもしていなくて、じゃあ明日は滑れないやってくらいの軽い気持ちでいたんですけど、現実はそんなに甘くない。

 

まず担任が親に電話して、どうしてこうなったのかということをさんざん聞かれました。次に、明日お前は板も無くて、どうするつもりなのかという事を聞かれました。

私は「明日は見学します。」と言ったんですけど、それが担任の逆鱗に触れたみたいで、「そんなんだったら帰れ!」と怒鳴られて、まだ電話は繋がっていたので、親に「迎えに来てください。」と言っていました。

 

普通の親ならそこで娘に「ちゃんと謝ってキャンプ参加させてもらいなさい。」っていうと思うんですけど、うちのお母さんはちょっとズレてて、

「うちは車がないので、明日の早朝新幹線で迎えに行きますので、それまで娘をそちらに置いておいて頂けますか?」って言ったんです。

これには担任の先生も呆れちゃって、結局私は荷物が届くまで反省文を書くことになりました。

 

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げんこつは食らってませんよ!

 

私はまず、次の日の朝早く起きて皆が朝会のために外に出てくる前に玄関前に集合して、皆が出てきたら「おはようございまーす」と挨拶をする、という禊をさせられました。

次に、皆がスキーをしている間ロビーで反省文10枚書くまで部屋に帰れま10をやらされました。

でも反省文10枚って実質不可能に近いんですよ。2枚くらいなら埋められるんですけど、10枚となると同じ内容の繰り返しになっていくじゃないですか。

それに、私は自分が反省するべき点は、荷物を合宿先から直接スキーキャンプのホテルに送らなかったことだけだと思っていたんです。なので、それを書いたら後は書くことも無くて、その日は食事や入浴、睡眠などの時間を除いてずっとロビーで過ごしました。

とりあえず2枚だけ書いた反省文を体育の先生に見せると、「反省の色が感じられない。」とい言われました。

 

2日目の朝になっても、まだ荷物は届かなかったので、私はロビーにいました。

他に何を書こうか悩んでいると、学年主任の先生が私の隣に座ってきて、「なんで○○先生(担任の先生)は反省文10枚書きなさいって言ったかわかる?」って聞いてきたんですよ。

私は、「私のやったことは反省文10枚に値するほどの行為だったからです。」と言いました。

すると学年主任の先生は「実際、反省文10枚書くのなんてできませんよね?」と聞いてきました。

私は、「はい......」と答えました。

先生は「○○先生は、あなたが反省文を書くことじゃなくて、先生方にお願いしてスキー板やブーツをレンタルさせてほしいって言ってほしかったんだよ。」と言っていました。

 2日間担任に怒鳴られたり睨まれたりされてばかりだったので、学年主任の先生の優しさに涙が出ました。

 

そろそろお昼になる頃に、体調不良でスキーができない子たちとホテルで留守番している先生が私のところに来て、「荷物が届いたよ。」と伝えてくれました。

学年主任の先生が、「反省文はとりあえず置いといて、午後からはスキーをしてきなさい。」と言ったので、午後から私も皆と合流してスキーをしました。

 

その日の終わりに、学年主任の先生から言われたことを反省文に書いたら、1枚だったけど体育の先生が「もう昨日とは内容がずいぶん見違えたね。」ということで、もう反省文は書かなくて良いことになりました。

 

夕方、担任に呼ばれたのでロビーに行くと、私と同部屋の仲のいい友達が反省文を書かされていました。

どうしたんだろう?と思って隣に座ってみると、どうやら友達も何かをやらかしたみたいで、他にも3人くらい担任に怒られていました。

何をしたかというと、リフトの上でお菓子を食べていたことがバレたみたいです。

小学生か!笑 とか思ったけど、担任が近くにいたので笑いはこらえました。

そのバレかたが可笑しくて、彼女たちがリフトに乗っているところを担任が写真に撮っていたんですけど、後からPCに写真を保存したときに、大画面でよく見てみると、お菓子を口に入れている瞬間だったみたいで、それでバレたらしいです。

 

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友達が怒られ終わった後、私もスキー板の件はちゃんと反省しろ!と喝を入れられました。

 

そのあとは部屋に帰って、反省の意を表すために皆でめちゃくちゃ部屋を掃除しました。

キャンプで一番印象に残っているのは「全裸待機」という言葉です。お風呂の時間、服を脱ぐのを恥ずかしがって出遅れたせいで、シャワーが足りなくて入口のところで全裸で待っているのが一番恥ずかしいよねっていう事でそれを「全裸待機」と言って爆笑してました。趣味悪い笑

 

次の日、先生方が友達の反省文のことで話していたと違うクラスの友達が言ってて、「こいつ(友達)まで完全に○○(私の名前)ワールドに引き込まれてる。」とか言っていたらしくて、友達に、「反省文になんて書いたの?」って聞いたら、

 

 

こうやって隠れて何かをやっても、誰かが必ず見ているということを

体現する、良い見せしめになったと思います。

 

 

って書いた!」

 

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と言っていました。さすがに私もこんなこと書かないよ笑

と思ったけど、担任の先生にとってはこれが私のイメージなんだと思うと、私は相当厄介な存在だったようですね。

 

 

もう一つ、なぜか忘れられないことがあって、朝ご飯を食べているときに隣のクラスの先生が私の向かいの席に座って、一人で話し出したんです。

 

「俺が、水泳部の顧問をやっているんだけどね、それでオーストラリアに1か月合宿に行くこともあるのよ。

1か月ともなると、ずっとレストランで食事という訳にもいかなくて、自分でご飯を作ったりもするのね。

朝ご飯なんかは、やっぱり向こうの不味いシリアルを食べたりするわけよ。

最初は不味いなー、なんて思って嫌々食べてるんだけどさ、2週間もすれば慣れていくわけよ。

やっぱりさ、俺思ったんだけど、異国の文化って、実際そこで暮らしてみると適応するしかないんだよ。だから、お前も若いうちにたくさん異文化を体験するんだぞ!」

 

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(えぇ......)

 

こう言って、その先生は席を去っていきました。

 

私はずっと「はあ...」と相槌をうっているだけでした。

ちょっと無理やりな感じしませんか?心には響かなかったけど、なぜか忘れられない......

 

今週のお題「修学旅行の思い出」